67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

何があっても夜が明けて、いつもの朝がやってくるということ

3月12日
10年前の今日はまだ停電が続いていました。
夫の定年退職記念旅行の出発の日です。
第一日目には加賀屋を予約していたのですが、
電話はつながらず、状況もわからずに、とにもかくにも、
車で家を出て南下しました。
最終目的地は三重で。途中大阪にもよる予定で。


九州のナンバープレートをつけた消防車と何台もすれ違いました。
(帰りは泥まみれになった消防車達とすれ違うことになるのです。)


東北ナンバーの車に乗ってる私達は、給油のたびに
「避難ですか!」と同情され、
申し訳ない思いでいっぱいでした。


一週間の旅行の途中で、
県内に住んでる長女から電話が入り、
ニッポンの何処かで、カセットコンロを買ってきてと頼まれたけど、
大阪には既に無くなっていて、三重県に入る手前の量販店で、ようやく手に入れることができました。


長女からは、「それでも、しばらくは帰って来ない方がいいよ。すごいことになってるから。」
そう言われたけど、予定通り帰りました。


夜に着いたら、家じゅうの電気、ついてました。


今日のお弁当
たらこふりかけご飯、伏見玉子、塩サバ、沢庵、わかめとシラスの炒め、里芋と人参の煮物、りんご、煮豆、アーモンド


昨日の晩御飯
レタスの固い芯の部分をザクザクに切って、オニオンドレッシングかけて、
わかめとシイタケのスープ、ヨーグルト、冷凍今川焼

ホタテの稚貝の酒蒸し
青森産の小さなホタテはとても安いのです。
味噌汁にするとダシがでておいしいのですが、貝の旨味は薄くなります。
ということで酒蒸しにしました。
綺麗に洗ったホタテを鍋に入れ、酒を回し入れ、塩コンブをちらちら散らし、蓋をぴっちりして火にかけ、煮立ってきたら鍋を上下にふって混ぜ、貝が開けばできあがり。
貝が甘くてふわふわでおいしいです。