67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

せっせと料理を作って送るよ、お母さんは

娘が二人います。
長女はわりと近く、といっても40キロ以上はあるかな。
次女は遠くの都会。


娘しか授からなかったから、
かみさまが
オマエに男の子は育てられないと、
引導を渡されたんだなと。


跡取り息子はいないのだから、
老後は二人だけで暮らしていかないとねって
言い合って生きてきたのに二人で、
なのに先にいきやがって、このうそつきやろうが。
・・・
・・・


料理作っては長女の家に運び
次女の所には宅急便で送り。


それが
コロナになって
おこもり暮らしになったら
長女一家が料理に目覚めたらしく
毎日、ケーキやら料理やらを作ってるもよう。
嬉しくも有り寂しくも有り。
ああ、私の出番がないや。


なので、
次女宅に送りつける。
昨日も送った。


喜んでるのか迷惑なのか、
一応喜びの反応はしてくれるのだけど


でも、
ほんとのところ
迷惑なのかもしれない。
けれど
お父さんが勝手に死んで、
お母さん一人暮らしになって、
メソメソしていない風情を装って
やっとこさ生きてるんだから。


拒絶されたら
生きていけない。


だから
万が一にも
拒絶されたくはないから
送らない方がいいのかなと
思ったりもするですよ。


料理を生業としています。
美味しくないもの作りません。


それでも
ドキドキしながら送ってる
お母さんて、
けなげでしょー


おとうさーん


とか
呼んでみる。