67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

長生きしていいよ

頑張っても10年はないと思うけど。


ウエディングドレスを母が作ったというと、
素晴らしい母親じゃないかと、言われるのですが、
そう思われてた方が楽だし。
”母親に愛されている娘”
と、世間に思ってもらうのは、自分もちょっと上がる気がするし。


母は外面のいい人で。
30年位前、一緒に占い師に見てもらいに行ったことがあって、
(私が先にみてもらって、すごくいいこと言われたって吹聴したもんだから、母も行きたい!って言うので連れてった。)
私はどんな占いでも悪く言われない。いつも褒め称えられる。


で、
母をみた途端
占い師ふふと含み笑いしながら、
「あなたは、家族の誰ともうまくいきません。他人には良いのです、すこぶる。
でも、家族になった途端ダメなんですねー、結婚うまくいかなかったでしょ?嫁さんともうまくいってないでしょう。そう、他人のうちはいいんです。家族になるとダメなのです。○○の生まれだから、しょうがない。」
母は憮然としていたけど、
側で聞いていた私は、ものすごく腑に落ちて、面白かった。


最近、「搾取子」って言葉を知って
あー、私はそれだ!って気がついた。


ウエディングドレスは生地代だけで、当時で10万円だったそうで。
出入りの呉服屋で、取り寄せてもらってた。
着物も何枚ももたせてくれた。


で、
で、
貴女の借金がこれだけある
そういって、働かせる。
まだ、残ってる、まだまだ。
と、タダ働きさせる。


寝る間を惜しんで働いた。
それ以前も以降も、ずっと搾取子だった。


成人式の時
晴れ着が無くて行けなかった。
振袖着たかった。
母は着物道楽で、自分のはいっぱい持っていたけど、
ひとり娘の、成人式の、振袖のことは眼中になかった。
私にはお金がなかった


当時付き合っていたから夫と。


後年、あのとき、成人式の時
貴方が振袖買ってくれたら良かったのに。
そしたら成人式に行けたのに。
って文句言ったら、
「うへっ、21、2のオレにそんなお金あるわけないだろう!」って
だよね。


重い話しながらなんだけど、
今日のお弁当
ちりめんじゃこ麦ご飯、ハム、コロッケ、団子、煮豆、チンジャオロースー
ぬか漬け、りんご、柿


エノキダケの軸で
えのきステーキ