でしゃばりおよねに手を引かれ、愛ちゃんは太郎の嫁になる
子供の頃この歌を聞いて、”でしゃばりおよね”なるものが怖くてしょうがなかった。
ひとさらいなのか?
愛ちゃんはお嫁に (鈴木三重子) - YouTube
その頃は、日本中の愛子さんはきっと、太郎の嫁になるんだろー!とからかわれてたはず。
悪い子はサーカスに売られるって話もあったね。
昔の大人は子供を脅してたよね、ね。
うちの母の脅し文句は数々あれど、
最強だったのが、
自分は40歳で死ぬんだといつも言っていて、
もうすぐ死ぬかわいそうな母親に対してその態度はなんなんだ、みたいな。
親がもうすぐ死ぬだなんて脅し文句は最低だと思う。
びくびく暮らしてた。
そのうち、なら、早く死ねばいいのにと思い始め。
毎晩、母親が明日の朝には死んでますようにとお願いしてからねてた。
でも、母親が死んだら、生活できないかも。ご飯作れないし。
それはとても怖いことなので、
私が死にますように、明日の朝は目が覚めませんようにと、神さまにお願いしてから寝るようになった。でも、やっぱり朝が来て。
真冬に布団をかけずに寝れば凍え死ねるかなと、はだかで寝たけど、朝になったら布団にくるまってた。なんだよ、いざとなったら布団かぶるのかよ、いくじなしだなあ、って落胆した。小学生が。
もっと確実に死ねる方法も考えたけど、もしも失敗して生き残ったら、ものすごく怒られると思うと怖くてできなかった。怖いものがたっくさんあった。
頼れる大人なんて、ひとりもいなかった。
お弁当
ケンタッキー・フライド・チキンのチリソース、いかやき、山菜煮物、苺、トマト、浅漬け、昆布佃煮
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