67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

本人の意思なんだって

私は夫の最後に間に合わなかった。
会えなかった。
ひとりでいかせてしまった。
私がちょっと外したスキをついて、さっさといってしまった。


どうしても会いたいからと必死に、(必死にっておかしいね)
待つ人もいれば、これ以上悲しませたくないとか、
悲しむ姿は見たくないとか、騒がれたくないとか、
死ぬ姿を見せたくないとかで、わざと死に目にあわせない
人もいるんだって。


うちの夫は、私に、自分の死ぬ姿を見せたくなかったんだと思う。
思うことにした。


それでも、ずーっと目はうっすらと開いたままで、
とじさせようとしても、とじなかったんで、
遠くから駆けつけてくる、次女や孫達に会いたいから、
それまで開いてるんだよねって言い合って。


でも、次女たちに会えても、目はとじなかった。
なんだよ、会いたくて目開けてたんじゃないんかいって
突っ込んだ、心の中で。


今日は、なんだかとても寂しい日だけど、
入ったはずの年金をごっそりおろしに行かないといけない。


さあ、行動開始だぞ!がんばれ自分