67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

下手の考え休むに似たり

母のただ一人の親友をお見舞いして、
同い年で寝たきりなのに、頭は聡明でしっかりしていて、
それが幸せなのかどうかと私は思ったのだが、
『しっかりした状態で下の世話を娘にやってもらうということ』


娘さんが、頭がしっかりしていて幸いだと言っていたから、
それなら良かった。いうことなし。



私が知らなかった母のことを聞いて、
腑に落ちたような、
かなしいような。


母が、私を罵倒してきた言葉たちは、やっぱり自分自身のことだったんだってことが、確信できた。哀しいひと。忘れなきゃ生きていけないよね。ボケてよし。


親友同士、きっと、同じくらいの時期に旅立つのだろうな。


なんてね
昨日から、いろいろと考えを巡らしていたけれど、もだ。
下手の考え休むに似たり


ほんと、それ。


今日のお弁当
いりたまご、鮭ほぐして、海苔(ご飯の中)、ムール貝ガリバタ、茄子とピーマンオイスターソース、トマト、チーズレタス巻き、沢庵


6年前の今日の晩ご飯
蒸し鶏と蒸しナスの四川風、さつま揚げと車麩の煮物、南禅寺豆腐がごめ昆布をかけて、きゅうりの塩漬け、あさりみそ汁、麦ごはん


その家は大きな農家でね、大きなひろーい家で。


悲しみに包まれている家で
暗くてどよーんとしていて。


跡取りの長男を42歳で亡くしていて。
中国に単身赴任中、病気でふいっと逝ってしまった。


大きな家に
孫を亡くした祖母、息子を亡くした両親、連れ合いを亡くした奥さん、父親を亡くした子供たちが暮らしていて、12年になるそう。


それが、
昨日、少し明るくなっていた。すこし光がさしてる感じがした。