18歳、調理師学校入学時に、学校からもらった包丁
これを前掛け（板前さんがしめてる白くて長いやつ）
に包んで持って、バスに乗って通学してたわけで、
今ならどうなんだろう。いいのかな。銃刀法に引っかかるのかな。

で、そのマイ包丁は、一番手前ので、
これ、ペティナイフではなく、牛刀だったわけですよ、最初は。

今使ってる真ん中の牛刀と、同じくらいの大きさだった。

これが今ではすっかりちびてしまった。
52年働きづくめで、痩せこけて、今の自分と同じ。（なわけないだろー）

全身

長持ちしたわけは、付け根がこうなってるから、
刃を柄に差してあるタイプではないってことなのかも。

もうぼろぼろ。この子と私、どっちが先にいくか、って感じでしょうかーｱﾊﾊ

で、切れあじはどうなのかというと、

CMでよくある、トマトを
すっぱり

おお

お店やってた頃
従業員は、3年働くと調理師試験を受ける資格ができるので、
受けさせてた。

で、合格したら、包丁をプレゼントしてた。

試験受かると、
ほぼほぼ、辞めてったー
ｱﾊﾊ、笑えない話だけど。

そんなこんなで、
長女の中学の入学式の日

新任の給食のおばさんとして、
私が、調理師試験うけさせて、包丁をプレゼントした、元従業員
が、紹介された。

なんか、笑えた。

そう来たか。と思った。

かしこい！とも思った。
ほんとだよ。

そうやって、いろんなものを利用して、糧にして、生きてって、いいんじゃなーい。
ね。