言ってはいけない屋号
今日の晩ごはん
塩サバ
ホタテのお刺身
カボチャの煮物
キムチ
味噌汁
ご飯
梨
私が子供だった時代のお話し。
当時の電話は、ハンドルを手でグルグルまわすと交換手が出て、屋号か電話番号言うと、つないでくれるものでした。
昔はどの家にも屋号(家号)がありました。
町内に、ざるおけ屋という中華そば屋さんがあって、
母が、中華そばの出前を頼もうと、電話で「ざるおけ屋さんですか?」と訊いたところ、相手は「うちはざるおけやじゃない!」と、怒って電話をがちゃんと切ってしまったそうで(昔はほんとにガチャンと音が出たんですね、受話器を置く音)
そばで聞いていた祖母(母の母)、
「昔あの家は桶屋で、水がザーザー漏れる、ザルのような桶ばかり作るからザル桶屋と(陰で)呼んでたんだから、面と向かって言っちゃだめ。」
中華そばは美味しくて、お店は大繁盛していたので、
天職は桶屋ではなく、中華そば屋だったということでしょう。
で、最近知ったこと
体操の会の最長老94歳さんは、
その当時、電話交換手で、その話を知っていて、ビックリ仰天雨あられ。
というオチで、
おあとがよろしいようで。
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