67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

未亡人を返上して、×一としていきていく手もある

母は2度結婚して2度離婚しているのですが、いつも、未亡人はいいな、離婚した女に世間の風当たりが強い、未亡人にはすっごく優しいと言ってました、まだ生きてます。


好んで未亡人になった訳じゃないからね。
あーでも、離婚したと思って暮らした方が、辛くないのかな。
そうだ、ばついちになったと思えばいいんだ。毎朝仏壇にご飯供えるのやめようか、お線香もやめて、水もやめて、般若心経よむのやめて、いっそ扉閉じようか。 


そしたら気が楽になるかもしれない。夫の携帯は電源切った。もう見ないことにする。


今朝作ったお弁当
お昼になったら、一人で食べる


昨日のお弁当


ミネストローネ


起きたら雪
真冬
寒い
春はまだまだ先

涙がひいたあと 自分がされてイヤなことはするもんじゃない

生前に夫の携帯を覗く趣味はなかったのですけどね。
身の回りの断捨離はずいぶん頑張ってしていってくれた夫でありますが。


携帯の履歴の削除もしてはいて
でも、
ゴミ箱に残ってた。
(私からの怒りのメールも削除されてた。2通。)


で、ラインも残ってた。女の人と、愛称で呼びあってた。
仕事のシフトを毎月送ってもらっていた。


へー
良かったね。人生の最後にいい思い出ができて。
孫15歳の受験を心配してくれていて、「産まれたときから知ってるけど、成長すごいね」みたいな文章があって、
へー
ずいぶんと長いお付き合いで。


くそったれ


反対の立場だったらいやでしょう。
自分がされて嫌なことは、するもんじゃないよ。


涙がスーッとひいてった。
悲しんで損した。
泣いて損した。
あーあ、
これからは、真正面だけ向いて生きていける。生きていく。


そう決心したら、なけた。
くっそ


仏前に座って、どう思ってるんだと聞いたら
これまでにないほど、ろうそくの炎がゆれた。バサッ 音がしたかも。


ばかやろうー