67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

くれくれさんはいつの時代でもいる

帯をほどいて作った、リメイクバッグ
前にも載せました。
母製作です。


母には、東京の洋裁学校を出て、銀座の洋装店でお針子として働いていたという時代がありました。東京で結婚して離婚して、兄と私を連れて田舎の実家に帰りました。


で、洋裁で生計を立てようとしたのだけど、当時の田舎ではそんなに仕立賃もらえない。かといって、家業の料理屋を手伝うなんてまっぴらごめんだった(母談)そうで、おばあちゃんは、かなりお金に苦労したみたいで、亡くなった時は、銀行に借金が残っていた。


で、
ここからが母の偉いところ、
借金は返す!と決めて、銀行と交渉し、毎日支払う、日払いで払うと約束した。
(子供の頃、毎日銀行員が集金に来てた。)


昼間は洋服の仕立てをやり、夜はやきとり屋やってた。
借金返してお店を大きくすることを夢見ていたんだと思う。
(その夢はかなりの年月後に叶った。)


で、上のバッグの話に戻ります。
70才すぎて、要介護になってから作ったこのバッグ。


担当の人がこれ見て、自分にも作って欲しい、タダじゃ申し訳ないので材料費ぐらいは払うからと言ったそう。


受けちゃだめ!
そんな人に作ってあげちゃだめ!
仮にも
腐っても
プロなんだから!って母に忠告した。
材料費ぐらい出すから作ってくれってなんなんだ。


そう怒った私なんだけどね。


てことで、
今日のお弁当


万願寺唐辛子鶏肉詰め網焼き、きんぴら、パプリカマリネ、南瓜バター炒め、プレーンオムレツ、いちじく、大根餅コーンのせて

オマエは話が長い。


はい<(_ _)>