67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

旦那さんが亡くなったら何もかも忘れてしまったんだって

昨日、体操から帰ってきて、
ちょうど庭の手入れをしていたご近所さんと立ち話して、
コメダに行こうよ!ってことになって、
通りがかった2人も加わり、
私が車出して、開店したばかりのコメダ目指してでかけた。
着いたら、まだ開店していなかった。26日オープンと書いてあった。


しょうがない。おばちゃん、否、おばあちゃん4人で
そこも最近できたばかりの、おしゃれなカフェに行こう!ってなった。


4人の内の1人は、認知症だと噂に聞いていた人。
いくつになったのかと訊ねたら、分からないって。
生まれ年も干支も分からない、娘の歳も分からないって。
たぶん、67才ぐらいかもって。


この地に、家建てて、夫婦で北海道から引っ越して来ることになっていたのが、
ご主人が倒れてそのまま亡くなってしまって(今年初め)
新築の家にご主人は一度も入っていないのだそう。


旦那さんが亡くなったら、何もかも忘れてしまったんだって。


忘れてしまいたい気持ちは、よくわかる。
無かったことにしたいよね。


いいよ、いいよ、歳なんて忘れていい。
自分の名前さえ憶えていたら何とかなる。
と、根拠のない励まし方した。


パスタ食べて、おしゃれなベーカリーで、高いパン買って、
(メゾンカイザーで修業した職人が作ってるのだそう。
へー、高いわけだ。)


数時間一緒に過ごしてるうちに、
27年生まれかもしれないと言い出したので、
同い年かもしれない。


お弁当
その高級ベーカリーで買った全粒粉パンでサンドイッチ作った


4年前の今日の夫のお弁当
ブロッコリー粉チーズかけ、りんご、ゆで卵菊の酢の物のせ、白菜漬け、みかん、おむすび、里芋田楽、カレー炒め、昆布佃煮


ノンフライヤーで、
茄子のひき肉ボート

大根と柿のサラダ
大根と小松菜をサッとゆでて冷まし、柿とあわせて塩コショウ、オリーブオイル、酢で味つけ。


5年前の今日の晩ご飯


認知症って、気を付けて避けられるものじゃないものね。
忘れてしまいたいことはいっぱいあるけれど、
忘れたくない思い出もあるよね。


どんどん忘れていってしまう恐怖は、きついよね絶対。