命とともに、痛みが消えてゆくのだろうか
夫は最後の最後まで、
というか、最後の最後だけ、最後の四日間だけ、
痛い痛い、身の置き所がないほど痛いと言いながら、
もがき苦しんで、いってしまったのに。
母は、このところ、痛みを訴えなくなったそうだ。
老衰で死ぬってことはこうゆうことなのか
天寿を全うするってこうゆうことなんだろうか。
右手は使えていたのが、動かせなくなっていた。
帰り際、
骨折してから動かせなかったはずの左手を伸ばしてきた。
おお
施設の人も目を丸くしてた。
私が手を取ったら、握り返してきた。
次に弟に握ってもらって
兄に握ってもらって
パネル越しの面会で、
ほんとは、触れちゃいけないと言われたのだけど、
触れないようにしていたのだけど、
手を握ったのは、見逃してくれた。
母のお見舞いに行ったら
夫のことを思い出した。
毎日思わない日はないのだけど、
最後の様子がぶわーって浮かんで
浮かんできて。
晩ご飯
チキンソテートマトソースを敷いて
マカロニには食べるオリーブオイルをかけて
蒸し焼き紫キャベツ添えて
厚揚げとカボチャの煮物、オレンジ、米粉パン、梅ジャム
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