67歳 初めての一人暮らし けなげに暮らそ

永遠の67歳 素材を使い回してごはんを作っていきます。時々おやつも作ります。

命とともに、痛みが消えてゆくのだろうか

夫は最後の最後まで、
というか、最後の最後だけ、最後の四日間だけ、
痛い痛い、身の置き所がないほど痛いと言いながら、
もがき苦しんで、いってしまったのに。


母は、このところ、痛みを訴えなくなったそうだ。
老衰で死ぬってことはこうゆうことなのか
天寿を全うするってこうゆうことなんだろうか。


右手は使えていたのが、動かせなくなっていた。


帰り際、
骨折してから動かせなかったはずの左手を伸ばしてきた。
おお
施設の人も目を丸くしてた。


私が手を取ったら、握り返してきた。
次に弟に握ってもらって
兄に握ってもらって


パネル越しの面会で、
ほんとは、触れちゃいけないと言われたのだけど、
触れないようにしていたのだけど、


手を握ったのは、見逃してくれた。


母のお見舞いに行ったら
夫のことを思い出した。


毎日思わない日はないのだけど、
最後の様子がぶわーって浮かんで
浮かんできて。


晩ご飯


チキンソテートマトソースを敷いて
マカロニには食べるオリーブオイルをかけて
蒸し焼き紫キャベツ添えて


厚揚げとカボチャの煮物、オレンジ、米粉パン、梅ジャム